収集資料の研究や分析には、薬品を用いた化学的な処理が必要になることがあります。古生物の分野では、微化石の抽出作業に特殊な薬品が使用されることが多く、そのような作業には「ドラフトチャンバー」が必要です。また、試料の変質を防ぐため、「大型冷凍冷蔵庫」も設置されています。大型冷凍庫は、紙資料の害虫駆除にも用いられています。

見どころ

生物化学室では、薬品を使って小さな化石(微化石)を岩石から抽出する処理や、定量的な分析に用いる試料の調整などが行われています。このような実験は、大型化石のクリーニングや研究作業とは大きく異なっており、大変精密な作業です。このほか、樹脂を使った化石標本の復元作業や動物の解剖などもこの実験室で行われています。

企画展情報

恐竜は中生代に繁栄し、鳥類へのダイナミックな進化を遂げた生物として知られています。その巨大さや奇妙な形は、多くの人々を惹きつけ、子どもたちの知的好奇心を育む絶好の教材にもなっています。
 知的好奇心、それは、たくさんの情報を集めたり、ひとつのことを深く探究したりする行動の原動力となるもの。科学の分野だけでなく、多くの課題や困難に直面する現代社会において必要とされ、幼児期から育むことが大切だとも言われています。
 この企画展では、恐竜が生きた時代の地球環境、恐竜の進化や生態に関する資料等を可能な限り易しく展示し、子どもたちの知的好奇心を刺激するプログラムを提供いたします。ぜひご来場いただき、恐竜たちと一緒に好奇心の種を蒔いていただければ幸いです。