博物館における資料収集と調査・研究の活動は、博物館が担うべき基盤的な役割に位置づけられています。この活動の成果に基づいて、展示、情報発信、学習支援活動などが行われているのです。博物館は、利用者にとって楽しい学びや経験を提供できる場所でなければならないことは当然ですが、その楽しさを支える博物館の日常を知ってもらうことも大切なことだと考えています。このような考え方に基づいて解放したバックヤードが「オープンラボ」であり、”展示”の一部であるのと同時に、利用者と館員とのコミュニケーションの場にもなっています。この「オープンラボ」が利用者の知的好奇心を刺激し、その学習意欲を喚起すると同時に、「博物館のありかた」に関する理解を広め、博物館活動への参加者の増加につながっていくことが期待されます。

企画展情報

本展は、令和3年5月17日の大雨で被害を受けた資料のレスキュー活動に端を発し、急遽企画された展覧会です。収蔵庫で行われている「集める」、「残す」、「解き明かす」という3つの活動をご紹介いたします。
会期:2021年8月1日(日)〜12月5日(日)