白亜紀後期の恐竜化石の産出量日本一を誇る御船町。「御船層群と恐竜化石」は世界的な学術価値をもっています。「御船町恐竜博物館」はこれを探究し、後世に継承していく場であり媒体です。当館が取り組む「御船層群と恐竜化石」は、町民だれもが認知するテーマであり、御船町のかけがえのない”財産” です。今後、当館が町民とともに歴史を刻んでいくことで、新館はより一層、町民の心に深く根を下ろし、町民と一体となって存在し続けるものと期待します。

御船町恐竜博物館(新館)基本構想・基本計画【PDF 2MB】

施設の概要

収蔵資料点数 約15000点
延床面積 1620㎡ (共用部を含む)
展示面積 570㎡
敷地面積 3187㎡

館内施設

■常設展示

ミュージアムショップ

■多目的トイレ

■エレベータ

■貸出用車いす、ベビーカー

駐車場 普通車120台程度

博物館の理念、目的

当館では、自由で活発な博物館活動を町民とともに推進し、その成果や喜びを町民と共有することを目指しています。これを踏まえて、社会的な要請に応える博物館としての目的を以下に掲げています。

① 学術的な貢献をする

  御船の地質や化石をはじめとする自然遺産をさまざまな側面から探究し、新たな知見を創造する。

② 次世代へ資料を守り伝える

  社会から負託を受けたコレクションを有する博物館として資料を保管し、後世へ伝える。

③ 知的な刺激や楽しみを提供する

  御船の自然遺産を題材として、科学を楽しみながら理解を深める機会を提供する。

④ 地域へ貢献する

町民や関係機関と連携し、地域の活性化に貢献する。

博物館の基本的な性格

 当館には、「町民とともに成長する博物館」という理念のもと、地域の研究・地域の教育に重点を置いた、以下の6つの性格があります。

① 町民と一体の地域博物館

  自然遺産を中心とする地域の学術的な価値を町民とともに探究し、博物館活動を推進していく。

② 教育・普及に力点を置いた博物館

  博物館が所有する”知的財産” を町民をはじめとするより多くの人々に伝え、発信する。

③ 地球と恐竜をテーマとした自然史系専門博物館

  世界的にも注目される恐竜化石など、御船地域が有する地質遺産をテーマとした、九州を代表する恐竜博物館である。

④ フィールドワークのベースキャンプ施設

  現地調査や採集、発掘などのフィールドにおける研究活動を推進するための拠点として機能する。

⑤ 町民が気軽に訪れる憩い的施設

  博物館の従来的な堅苦しさを払拭した、”町民サロン” 的な施設で、町民の誰にでも親しまれる施設である。

⑥ 町づくりを牽引する町民の知的交流施設

  博物館活動を通して、町民の積極的な交流がなされ、その”力” が町の活性化につながるように支援する施設である。

博物館の機能、活動方針

 恐竜博物館では、町民・利用者の皆さんとともに博物館活動を展開していきます。

 博物館は、展示を見せるだけの施設ではありません。博物館の「集める」「守る」「調べる」「伝える」「教える」の5つの活動すべてに、未来を担う子どもたちをはじめとして、多くのみなさんが参加・参画できるということを大切にしています。「恐竜」や「豊かな自然」など、御船町の魅力を再発見し、町民の皆さんとともに日常に活かしていく活動をとおして、夢や生きがいを育みながら元気に成長していく事を目指しています。

3つの活動方針

  1. 九州随一の恐竜専門博物館
    御船町の「恐竜・御船層群」は貴重な学術的財産であり、当館は専門博物館としての独自性を持っています。全国そして世界も視野に入れた活動を展開し、九州随一の恐竜博物館を目指します。
  2. 町民が参加できる博物館
    博物館活動に参加する「入り口」をできる限り多く設けます。初めての参加者でも積極的に気楽に参加できる博物館を目指します。活動の成果がさらなる動機を生み出すような展開を目指します。
  3. 成長し続ける博物館
    活動と交流をとおして「人づくり」に貢献します。活動の成果を次の段階へつなげたり、また新たな活動をつくるなど、人と人、人と地域が交流する事で新しい御船の価値が想像され発展し続ける博物館を目指します。

特別展情報

博物館活動の原点は、人類が共有すべき資料を未来へ残す取り組みにあります。本展では収蔵資料の一部と博物館のコレクション構築の取り組みについて紹介します。
会期:2021年4月1日(木)〜5月9日(日)