御船層群とは後期白亜紀に形成された地層で、熊本県のほぼ中央部に分布し、全体として2000メートルを超える厚さがあります。下部の地層は、貝化石などを産出し、上部の地層は多数の恐竜化石を産出します。国内で恐竜化石を産出する地層は多くなく、後期白亜紀の地層としては、御船層群は国内で最も多様な恐竜化石を産出する地層です。

  御船町の恐竜化石は、人類にとってかけがえのない財産です。博物館は失われていく資料を収集し、後世へ確実に引き継ぐ事を目的として資料収集と収蔵を行います。御船町恐竜博物館は、国内で最も充実した「御船層群の恐竜化石」のコレクションを所蔵しています。

恐竜化石調査

「恐竜たちは、どのような地球環境の中で、どのように進化したのだろうか?」 御船層群に保存されている恐竜化石は、いまだに解明されていない恐竜の進化の空白を埋める資料として注目されています。 当博物館は、御船層群の恐竜研究の最前線にある博物館として、発掘調査や研究を続けています。

特別展情報

2024春期特別展 ポケモン化石博物館

開催期間:2024年3月20日(水・祝)~2024年6月23日(日)
会 場:御船町恐竜博物館
会期中の休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日。ただし春休みとゴールデンウィーク期間中は臨時開館。)
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