熊本県の石

熊本県のシンボルとして、県の「木」、「花」、「鳥」、「魚」が定められている(熊本県ホームページ, http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_3207.html)。県木は「クスノキ」。熊本城をはじめとして県内各地の神社や寺院に巨木が聳える。県花は「リンドウ」。秋には阿蘇の草原に紫色の可憐な花を咲かせる。NHKが全国的に「郷土の花」を選定した際に選ばれたものだという。県鳥は「ヒバリ」。農業県熊本のシンボルとして、県内各地の草原や耕地で見ることができる身近な鳥が選定されたものだ。そして、県魚は「クルマエビ」(魚ではないが…)。有明海や不知火海は国内の主要な産地であり、全国に先駆けて養殖に取り組んだ経緯がある。生産量は日本一だという。これらのシンボルとして選定されているものはすべて「生物」である。確かに熊本の自然を構成するものたちだが、その生物たちが生息する【大地】もまた、熊本の重要な自然の一部だ。
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【ノーベル賞2016】オートファジーってなんだろう?

【ノーベル賞とは】

人類のために大きな貢献をした人に与えられる賞。ダイナマイトの発明をした“アルフレッド・ノーベル”の遺言にしたがい、1901年から始まっている。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済の6分野がある—

2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞した東京工業大学の大隅良典栄誉教授が発見した現象「オートファジー」。今回はこの「オートファジー」について紹介します。

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