博物館のイベントにおけるビフォーコロナ・アフターコロナ

新型コロナウイルス感染症(covid-19)が流行する前 (before)と後 (after)で、博物館ではどのような変化があったのでしょうか?
今回は、御船町恐竜博物館のイベントがどのように変わったのか、その様子を過去と現在の写真付きでご紹介します!

こちら↓が、2019年に開催した「わくわく体験教室」と「パレオプログラム」の全体の様子です。

「わくわく体験教室」恐竜のポップアップカードづくり(2019年6月22日開催)

 

「パレオプログラム」パレオマイクロワールド(2019年7月21日開催)

 

そしてこちら↓が、2020年に開催した「わくわく体験教室」と「パレオプログラム」の全体の様子です。

「わくわく体験教室」恐竜のポップアップカードづくり(2020年7月25日開催)

 

「パレオプログラム」パレオマイクロワールド(2020年7月19日開催)

 

それぞれの写真を並べてみると…


〜わくわく体験教室のビフォー・アフター〜

「わくわく体験教室」恐竜のポップアップカードづくり(左:before covid-19_2019年6月22日開催 右:after covid-19_2020年7月25日開催)

〜パレオプログラムのビフォー・アフター〜

「パレオプログラム」パレオマイクロワールド(左:before covid-19_2019年7月21日開催 右:after covid-19_2020年7月19日開催)

 

1年前だったら恐らく考えもしなかったと思いますが、2019年の様子を今見ると、まさに「密」ですよね。部屋(体験交流室)の中に机9台・椅子54脚を置いていたところを、今では机6台・椅子24脚に減らしています。そして、机1台につき1組ずつお座りいただくように変えています。イベント終了後にアンケートへご協力いただいたところ、お客様から『人数が多いのもいいけれど、今回みたいに少ない人数のプログラムも、質問がしやすくて良かったです。』とのお声を頂きました。

「わくわく体験教室」は、お申し込み不要の“当日参加受付”から“事前予約制”に変更しています。それに伴い、その日の工作に登場する古生物に関するお話やクイズなどを含んだ15分程度のガイダンスを新たに取り入れました。『前のようにフラッと参加するのもいいですが、スタッフの方の説明をたくさん聞ける人数制限のある今の体験教室も楽しく過ごせました。』とのお声を頂き、体験教室を担当している学習指導員と学芸員がとても安堵したところです。

ちなみにですが、このアンケート調査の方法も変えています。

イベントの開始(受付)時にアンケート用紙をお渡ししていたのを、再開後に実施したイベントからはGoogle社によるアンケートサービス(Googleフォーム)を利用し、アンケートの依頼から回答までをオンライン化しました。アンケートはイベント当日の夕方以降に参加者の方にメールでお送りし、回答期限はおよそ1週間程度。自宅に戻ってからのお子様の様子を教えて頂いたり、紙を用いていたときよりも長文のコメントを頂けたりと、アンケートをオンライン化したことのメリットを日々感じているところです。

イベントに参加できる人数が減ったり、人によってはインターネットを使うことのストレスが生じたりと、デメリットは生じます。その一方で、新たな価値を見出したり、作り出したりすることもできる。その楽しさと難しさとに向き合いながら、これからもイベントを開発・運営していきたいと思います。

 

新型コロナウイルス感染症が1日も早く終息し、

マスクなしで安心して笑い合える日々が再び訪れる日が来ますように-…

 

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、御船町恐竜博物館は2020年2月29日〜6月1日まで臨時休館しました。

 

(文・写真 富澤由規子)

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