5月10日は地質の日
私たちが生活している土地は、様々な地層や岩石でできています。この土地のつくり(状態や種類など)のことを「地質」といいます。「地質の日」は、平成19年3月に、 地質関係の組織や学会が発起人となって定められました。
熊本県内では、「地質の日」くまもと実行委員会(代表:長谷義隆 御所浦白亜紀資料館長)によって、展示や体験教室など、様々な取り組みが行われてきました。
今年度は、熊本の地質に関する動画や塗り絵など、おうちで楽しめるwebコンテンツを公開しています。
阿蘇火山博物館:阿蘇ジオパークと阿蘇火山博物館(動画)
御所浦白亜紀資料館:むかしのいきものぬりえ
熊本博物館:金峰山の上(西側)からみた熊本市周辺の火山
肥後の水とみどりの愛護基金:動画「水はみんなの命」5分バージョン(インスタグラム)
熊本県博物館ネットワークセンター:「地質の日」web企画in熊本県博物館ネットワーク
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さっそくですが、この岩石の中から化石を探してみましょう。
続きを読む 化石を調査してみよう! 〜ジオスクール「化石調査体験」〜 →
左の写真は、御船町にあるおよそ9000万年前に堆積した地層である「御船層群」のうち、「上部層」と名前のついた地層からとってきた石です。それぞれ石の色がちがうことに気がついたでしょうか。一方が黒っぽい色、もう一方が赤茶色にみえますね。黒っぽい色をした石は上部層にふくまれる「灰緑色泥岩層(かいりょくしょくでいがんそう)」から、赤茶色にみえる石は「赤色泥岩層(せきしょくでいがんそう)」からとってきました。泥岩層という名前のとおり、両方とも「泥」が固まってできた泥岩です。なぜ色がちがうのでしょうか?
続きを読む 御船層群にある泥岩の色のひみつ →
Keeping our prehistoric heritage for the future