恐竜が発見された地層である。およそ、1億年前(中生代白亜紀)の陸にたい積した地層である。河川などの氾濫によってできた地層なので、その当時陸にすんでいた恐竜などが洪水などで流され地層の中に閉じこめられ化石になった。
詳しい説明 ※恐竜が発見された御所浦層群は、天草御所浦を中心に分布している。陸生の地層から干潟の環境でたい積した地層、浅い海でたい積した地層等が観察される。この崖の一番下の部分は陸生層だが上の部分は浅海成の地層になっている。地層から産出する化石や、地層を作っている土砂の重なり方などを手がかりに過去の環境を調べることができる。
※白亜紀の壁は天気がよいと芦北の海岸からも観察ができる。御所浦島で観察するには貸し切り船などをチャーターする必要がある。化石保護区になっており一般の方は上陸調査はできない。御所浦には他に様々な地層・化石の観察場所がある。詳しくは御所浦白亜紀資料館にたずねて欲しい。