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教材化シリーズ
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アカホヤ火山灰の教材化
<ねらい>
アカホヤ火山灰(町田・新井、1978)は、鹿児島県南西部の鬼界カルデラを噴出源とする大規模火砕流の活動に伴う広域火山灰である。この広域火山灰は、『鍵層』として地質学的に非常に有効であり、このアカホヤ火山灰は、教科書でもその代表的な例として取り上げられている。噴出年代は、約7300年前(教科書)とされている。その特徴は、バブルウォール型火山ガラスを大量に含み、肉眼でもキラキラ輝いて見える。県内でも広く分布し、各地で見られるが、阿蘇地方では、厚さ約15〜20cmでオレンジまたは黄色のベルト状にクロボク土(黒色火山灰)層中に産し、とても目立つので容易に層準を確認できる。
熊本市の中学校では、教育キャンプで訪れるキャンプ場内や大観峰登山でのコース途中や大観峰山頂で観察できる。よって、熊本市内中学校の生徒は、ほぼ全員が、アカホヤ火山灰を観察できる。
<指導例>
アカホヤ火山灰の観察から、火山灰にふくまれる粒(鉱物など)の種類や量の違いから、火山灰を分類することができる。そして、そのことを利用して、離れた場所の地層を比べたり地層の新旧を決定する重要な手がかりになることを知る。また、アカホヤ火山灰などの火山灰の観察からその噴火の様子を推測することができる。
〜
ミルクロード二重の峠付近A
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阿蘇大観峰付近の地点B
、
阿蘇町狩尾C
の3地点に見られる赤い層はどのようにしてできたのか〜
鹿児島県上野原遺跡